酒さとは何?
酒さとは額や頬、鼻、顎などに炎症性の赤みが出る慢性的な皮膚炎です。
鼻や頬にのみ症状が出る場合や、赤みが強く出たり引いたりする場合、プツプツした吹き出物を伴う場合など、その出方は様々です。
慢性的な皮膚の炎症で、ヒリヒリした灼熱感や焦燥感を伴う場合もあります。
プツプツした吹き出物は一見ニキビのように見えるので、ニキビケアをしてしまう場合もありますが、これはニキビではないため間違えたケアを行いがちです。
皮膚科ではこの症状の場合、ロゼックスゲルやメトロ二ダゾール、イベルメクチン、アゼライン酸などの塗り薬の処方と、ビブラマイシンやイソトレチノイン、抗生物質などの飲み薬が出されます。
それでも良くならない場合や、赤みが頬のみに出る場合のタイプの酒さではVビームやIPL、フォトフェイシャルなどの光治療をお勧めされる場合もあります。
酒さの肌はどうなっている?
肌には本来、外部刺激から守るためや菌の侵入を防ぐなどのバリア機能があります。
これが崩壊してしまい、肌機能が著しく低下している状態が酒さです。
バリア機能がないため、肌は乾燥しやすく無防備な状態。
そこへ様々な刺激が加わることで肌が本来持っている免疫機能や炎症を鎮静する機能、修復する機能などもどんどん低下してしまい、症状を繰り返してしまいます。
刺激に極端に弱いため、スキンケアが滲みることが起きたり何もしなくてもヒリヒリしてしまう状態が起こるのですね。
必要なのは肌機能の回復
この状態になったお肌はすぐには元の状態に戻りません。
少しずつ肌機能を改善するために肌細胞の矯正と修復そして再生が必要な状態です。
肌はターンサイクルという生まれ変わりを常に行ってはいますが、症状が長ければ長いほどダメージの蓄積は大きくなります。
表面的なケア…例えば薬を塗る、スキンケアを変える、光治療を行うなどでは、この内部ダメージの修復ができないため、なかなか改善の兆しが見られません。
今のお肌に合わせたケアを積み重ね、肌を修復していくことが根本的な改善に繋がっていくのです。
